打越氏(内越氏)は、清和天皇及び物部氏族熊野国造系和田氏を源流とし、南北朝の動乱を契機として、河内(甲斐)源氏流小笠原氏(本姓源氏)と楠木正成の弟又は従弟・楠木正家(本姓橘氏)とが姻戚関係を結んで発祥した氏族であり、戦国時代、小田原征伐、関ケ原の戦いなどを契機として出羽国由利郡で勢力を伸ばし、1系統17流(本家3流、分家14流)の系流に分かれながら日本全国へ進出して行った同祖同根の氏族です。現代に残る限られた古文書等から、その歴史的な事跡を明らかにします。

歴史絵巻 打越家伝 ~目次~

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第1部 打越(内越)氏の出自について
  第1巻 打越(内越)氏の発祥
    第1段 総論
  第2巻 打越(内越)氏の系流
    第1段 総論
  第3巻 打越(内越)氏の家紋
    第1段 総論
第2部 打越(内越)氏の歴史について
  第2巻 打越(内越)氏の合戦
    第1段 総論
第3部 打越(内越)氏の日記について
第4部 打越(内越)氏にゆかりの場所について
  第2巻 楠木氏にゆかりの場所(前史)
  第3巻 打越(内越)氏にゆかりの場所
巻末
  家系図
 
【注意】
☞ 文中で「(注〇)」と記載している部分は、その直前に記載されている内容に関する補足説明を後述していることを示し、各段又は各節の末尾に記載している注釈番号に対応しています。
☞ 文中で「(参〇)」と記載している部分は、その直前に記載されている内容に関する出典根拠があることを示し、このWEBの巻末に表記している参考文献番号に対応しています。
☞ 打越氏と内越氏とは同族ですが、豊臣秀吉から下賜された本領安堵御朱印状には「打越」と記載されています。また、打越氏(内越氏)の惣領家が、江戸幕府に提出した家系図には「打越」と記載されていますので、便宜上、このWEBでは内越氏を含む意味で打越氏と表記しています。
☞ 巻末の家系図は、紙片の都合から袖書きを記載しておりません。詳しい家系図を調べたい方は、巻末の参考文献などをご参照下さい。
☞ 第4部第3巻第3段等では、電子書籍には含まれていない写真等も掲載しています。なお、プライバシーの配慮に欠ける点がございましたら、何卒、ご容赦下さい。ご一報を頂ければ、写真等を削除します。